葵祭り

公開日 : 2011年05月15日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都御所です。

五月十五日・・・・・・晴れた 良いお天気に なりました。

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御所では 葵祭りでした。

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新緑と 眩しい陽射しの中 午前10時30分・・・・平安時代の 

華やかな装束と 葵の葉を身に着けた 約500人の行列は 御所から下鴨神社・・・

そして上賀茂神社へと 動き始めました。京都地方気象台によると、この日の

市内の最高気温は26・2度で 爽やかな初夏の陽射しでした。

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お天気が 良くて何よりでした。

葵祭りは この衣装で 長い道のりを(約八キロ)進んで行きますから 

お天気が 気になる お祭りです。

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この祭の起源は、今から約1400年前・・・自然災害が多く 五穀の実りが悪いので

四月の吉日に 祭礼を行いました。

馬には 鈴をかけ、人は 猪頭(ししがしら)を かぶって駈け比べをしたところ、

風雨は おさまり国も安泰に なりました。

江戸時代には お祭りに 参加する 全ての人が 葵の葉で 飾る様に

なりました。 その時から 葵祭りの名が 付いたそうです。

牛車には 藤の花が飾られています。牛車が動くと 藤の花も 揺れていました。  

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平安の時代・・・・・・「祭り」と言えば 葵祭の事を さしたと 言われています。

十二単を まとった 葵祭りのヒロイン・・・・・・・・・

斎王代(さいおうだい)の 乗った輿が近づくと、沿道から拍手が起こりました。

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午後になりました。

御所を出た一行は 下鴨神社を経て 上賀茂神社へと 動いていました。

上賀茂神社へと続く 加茂街道です。

皇宮警察の騎馬隊が 先導しています。馬の足に見える 紫色は 京都の色です。

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新緑の中を 葵祭りは 優雅に進んでいます。

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加茂街道では とても 近くで 行列を見る事が 出来ます。

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目の前を 斎王代や女官の人達・・・・・・稚児さんが 進んで行きました。

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近くで見る牛車・・・・・・・とても 美しかったです。

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川沿いを 牛車が 進んで行くのが 見えます。

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葵祭りの行列は 朝十時半に 御所を出て 上賀茂神社に 三時半に着きました。

2011年の葵祭り・・新緑の中の 美しいお祭りでした。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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