愛宕古道街道灯し
二十三日・二十四日 嵯峨野では 化野(あだしの)念仏寺の「千灯供養」と
「愛宕古道街道灯し」の日です。
二十三日夜 行って来ました。
◎ 所は、右京区嵯峨鳥居本化野町です。
◎ アクセスは、 嵐電嵐山駅下車。徒歩。
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車。徒歩。
京都駅駅から京都バス72系統「鳥居本」下車。徒歩。
四条河原町から京都バス62系統「鳥居本」下車。徒歩。
京阪三条から京都バス62系統「鳥居本」下車。徒歩。
化野念仏寺・・・・・・・・・
「化野」とは「あだしの」と読みます。
「あだしの」とは はかない・・・むなしい・・・・無常の 意味で、
「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び 生まれかわる事や、
極楽浄土に往来する 願いなどを表しているそうです。
徒然草には「あだし野の 露消ゆる時なく・・・・」と 詠まれていました。
ここは、「西院の河原」と呼ばれています。
蝋燭の灯りの中 約八千体の石塔と石仏が 浮かび上がっていました。
「千灯供養」が始まると、参拝者は 一人ずつ ろうそくを供えて
石仏や 東日本大震災の犠牲になられた方へ 火を灯し 手を合わされていました。
念仏寺を出た後、「愛宕古道街道灯し」の街道を 歩いてみました。
「あたご ふるみちかいどう とぼし」と読みます。
「愛宕古道街道灯し」の場所は、嵐山から真っ直ぐに上がった 清涼寺から
愛宕神社一の鳥居までの沿道約二キロに 灯篭が灯っています。
灯篭の灯りは、ここ 鳥居本までです。
鳥居本には、鮎の「平野屋」さん。
鮎の「つたや」さんです。
風情のある佇まいです。
街道は、おみやげ物さんや 民宿が並ぶ所です。
嵯峨野の奥は、すぐそこ迄 山が迫って・・普段は 夕暮れと共に
お店も 閉まります。
この夜 嵯峨野は、涼しい気温で 灯篭の道には
沢山の人が 来られていました。
「千灯供養」と「愛宕古道街道灯し」 は 二十四日迄です。
和の光が、優しく灯っていました。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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