北野天満宮

公開日 : 2011年10月28日
最終更新 :
筆者 : Akio

晩秋の北野天満宮です。

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北野天満宮と言いますと 菅原道真さんと 梅 そして 牛が浮んで来ますが

美しい紅葉の名所でもあります。

そして 参道や境内には 何頭もの牛さんが います。 

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アクセスは・・・・・

◎ 名神高速道路南インター又は東インターより約30分

◎ JR京都駅より市バス50・101系統JR・地下鉄二条駅より市バス55系統

◎ JR円町駅より203系統

◎ 地下鉄今出川駅より市バス203系統です。

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菅原道真さんの、残した和歌は・・・・・・・

『 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春ぞ忘るな 』

この和歌は、平安朝の和歌なのに とても判りやすい歌ですね。

この和歌を書いた 菅原道真さんは 平安時代の右大臣でした。

菅原道真さんは、改革を志した政治家としても優秀で、日本の財政破綻を救うべく、

数々の政治改革を行っていました。

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しかし、道真さんを 心良く思わない勢力から あらぬ罪を着せられ・・・・・

何の 申し開きも出来ないまま 九州の大宰府に左遷させられます。

都を去る時に詠んだ句が、『東風吹かば・・・・』でした。

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東風と言うのは 春になると 東の方角から吹いて来る風の事です。

都の香りを 風に乗せて 大宰府まで届けておくれ・・・と 

詠まれたのでしょうね。 春を忘るな・・とは 季節の春とも読めますし  

人々に向けて、民主化を忘れないで、と言う メッセージにも 読めます。

妻子とは 別離となり 道真さんが、都へ戻れる事は 二度とありませんでした。

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晩秋の、北野天満宮・・・・・・ 朝晩の気温が グッと冷え込んで来て

これから青もみじは 紅葉して行きます。

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参道の牛さん。。。子牛さんでしょうか。

着物が 掛けられていました。

暖かいモノが伝わって来ました。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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