豊国神社

公開日 : 2011年11月05日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都駅近くに建つ 豊国神社です。

アクセスは・・・・

◎ JR「京都駅」から100・206・208系統の市バス

  「博物館三十三間堂前」~徒歩5分です。

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豊国神社は,「とよくにじんじゃ」と読みますが,地元の人々は

「ホウコクさん」とも呼ばれます。

豊臣秀吉さんを、神として 奉っている神社です。

豊国神社は、豊臣家滅亡後,徳川家により徹底的に破壊されましたが,

明治維新になり 反徳川の象徴として 再興された経緯を持つ神社です。

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境内正面に そびえる国宝唐門は 絢爛豪華です。

西本願寺の唐門(通称日暮の門)と ほぼ 同様式で作られています。

桃山時代の雰囲気を、色濃く伝える 豪華な建築で 前にすると

立ち尽くしてしまいそうな迫力があります。

この建築様式が、後の時代・・・・日光東照宮やその後の唐門建築の

手本となったとも言われます。

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豪華絢爛は「桃山時代」を表す言葉で その代表的な建物には 聚楽第や

伏見城がありますが、聚楽第は 秀吉さんの意志により廃棄され・・・

伏見城は徳川家により徹底的に解体されました。

今の時代に見られる 桃山時代の象徴的な建築物としては

伏見城から移築されたと言われる、西本願寺の唐門や虎の間・・・・・

そして ここ豊国神社でしょうね。

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桃山時代と言う 名の由来は,伏見城跡地には 無数の桃の木が植えられたそうです。

その後 桃の季節になると 桃の花が咲き 全山 桃色に染まる事から、

桃山と呼ばれる様になりました。

やがて 秀吉さん好みの 豪華絢爛な 時代や文化の事を「桃山時代」「桃山文化」と

呼ばれる様に なったそうです。

豊国神社・・・境内の木々は 美しい彩りでした。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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