唐招提寺
薬師寺から 唐招提寺へと歩きました。
唐招提寺へのアクセスは・・・・・・
◎ 近鉄難波、京都から快速急行または特急で大和西大寺で乗り換え。
各駅停車天理行き 又は橿原神宮前行きに乗車。西ノ京駅下車すぐです。
井上靖さんの小説『天平の甍』が、浮かんで来ます。
唐招提寺と言いますと 仏教伝来・・・・・鑑真和上の寺院。
中国・唐の僧・鑑真和上が 晩年を過ごされた寺院です。
鑑真和上は、唐の時代の中国の高僧で、
聖武天皇の請願を受けて、日本への渡日を 決意されています。
しかし、その時代・・・日本への 船旅での挑戦は、荒れる海の気候で
何度も難破と断念の繰り返しでした。
航海が成功したのは 12年の時が過ぎた 西暦752年でした。
厳しい航海を乗り越えて、六度目の航海でやっと 日本に着かれましたが
その間に 鑑真和上は、盲目になっておられました。
鑑真和上は、東大寺で五年間を過され、ここ五条町に戒律の道場として
天平宝字3年(759)に唐招提寺を建てられています。
鑑真和上は、仏教のみならず 美術や医学など、日本の文化に 多くの功績を
残されています。
↓白壁に囲まれた所に建つ戒壇は、僧となるための授戒が行われる場所だそうです。
土塀の続く 境内の北東に位置するのが 鑑真和上の墓所です。
土塀から 門を入り 道の一番奥に 鑑真和上の、お墓があります。
僕の頭の中では 仏教伝来も鑑真和上も・・・・・
遠い時代の世界でしたが 唐招提寺の中を、歩いていると
遥か彼方の 天平の時代が 浮かんで来る様でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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