舞妓さんと桜

公開日 : 2012年04月06日
最終更新 :
筆者 : Akio

晴天の祇園白川です。枝垂桜が 綺麗に咲きました。

巽橋では、枝垂れ柳も美しく枝垂れていました。

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四日の日・・・・桜と舞妓さんの撮影会(無料)がありました。

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だらりの帯は、笹の柄と祇園提灯柄です。

着物は 優しい地色の染で・・・手描き友禅の桜です。

花カンザシの サクラが 揺れていました。

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咲き始めた桜と 舞妓さんの風景は、

まさしく 春 そのものでした。

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春のこの時期 夜の祇園白川は、八日まで(PM18時-22.時)

ライトアップされていて、白川沿いの石畳の道は 桜のトンネルになります。

白川に建つ歌碑には 祇園を こよなく愛した

詩人の吉井勇さんの詩が 刻まれています。

かくかくにの歌碑です。

『かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる』・・・

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十一月の、『かくかくに祭』では、吉井さんの歌碑に 白菊の花が  

祇園甲部の芸舞妓さんから 手向けられます。

吉井さんの代表作には・・・・・・『ゴンドラの唄 』があります。

『ゴンドラの唄 』

いのち短し 恋せよおとめ 赤き唇あせぬ間に

熱き血潮の冷えぬ間に   明日の月日はないものを

いのち短し 恋せよ少女  黒髪の色 褪せぬ間に

心のほのお 消えぬ間に  今日はふたたび 来ぬものを   ・・・・・・・・・・・・

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祇園白川は  詩人の吉井勇さんを はじめ 夏目漱石さん 谷崎潤一郎さん 等

数多くの作家や画家が 訪れた場所でもありました。

祇園白川には、咲いた桜と舞妓さんの 美しい時が、流れていました。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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