春の義理・御室桜

公開日 : 2012年04月22日
最終更新 :
筆者 : Akio
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御室桜の満開の知らせを聞き  19日 仁和寺に行きました。

空は青空・・・飛行機雲が伸びていました。

ここの桜は、見頃の期間が とても短く 京の人にとって、

ここの桜を見ないと「春へ義理」が立たないと言われた桜です。

寺院の 御殿入り口には 御室流の生け花が お迎えしてくれました。

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宸殿に入り 北庭から庭園を眺めました。

美しい庭園風景が広がっていました。

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宸殿を出て 境内を進んで行きました。

看板は「おむろ桜 満開」の文字が迎えてくれました。

去年は、来たのが 少し遅くて 看板は、「おむろ桜 落下さかん」でした。

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境内は 満開の桜です。

気持ち良い お天気です。('◇')/  

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御室桜は、遅咲きの桜です。

桜の木は低く ソメイヨシノが 花吹雪になる頃に・・・

御室桜は ようやく蕾がふくらみ、咲いて来ます。

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桜の木の高さは 2~3メートル。

僕の立っている目の高さと同じ位の所に、桜が海原の様に 広がっています。

そして・・桜の中に 五重塔が見えます。

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仁和寺の五重塔は 江戸時代(1644年)に建てられています。 

高さは 37.1m です。

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川端康成さんは 小説「古都」の中で ここの 桜の事を「春の義理」と表現されていて

「ひと目見たら、春 への義理は済む」と 書かれていました。

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僕も、この日 御室桜を見て 2012年の春に 義理を果たして来ました。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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