平城宮

公開日 : 2012年06月06日
最終更新 :
筆者 : Akio

日曜は、又 奈良に行って来ました。

四月は、急ぎ足での 平城宮跡地の散策でしたので  今回は、ゆっくりと 見て来ました。

平城京跡地へのアクセスは・・・・・・・・・・・・・・

◎ 電車  近鉄大和西大寺駅が 一番近いです。

◎ 車   木津ICか 郡山IC降りて 国道24号線で平城宮に行けます。

◎ 拝観無料です。

大極殿の欄干には、美しい『座玉』がありました。

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大極殿です。圧倒される大きさです。

大極殿の「大極」とは、宇宙の根源のことで、古代中国の天文思想では

北極星を意味しているそうです。

大極殿の外には、白つめ草が咲いていました。

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ここの敷地は、とても広くて あまりの広さに 驚きます。

甲子園球場が三十個分と言う 判る様な 判らない様な 表現ですので 

少し歩いてみました。

平城京は、唐の長安にならって 作られた都で、当時は10万人の人が 住んでいたそうです。

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広大なエリアを歩いていると 遺構の跡が 至る所に点在していました。

遠くには若草山や興福寺の五重塔 大仏殿の建物が見えました。

円柱形に見える木は、ツゲの木です。

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平城京跡地の中を近鉄電車が走っていました。

平城京跡地は、西大寺駅から新大宮駅までの 広大な空間の中に存在しています。

考えると、こんな所を電車が走っているんだと 思うのですが・・・

近鉄電車の前身である 大阪電気軌道が、1914年(大正3年)の開通時は、まだ史跡として

保護されてなかったそうです。

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平城京跡地での 発掘は、今も続いているみたいです。

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大極殿の欄干の、五色の玉が綺麗でした。

『五色の座玉』と呼ばれています。

 陰陽五行(青・赤・黄・白・黒)の考えから 来ているそうです。

陰陽五行の思想は、自然界は木、火、土、金、水の5つの要素で成り立っていて・・・

巡るとか循環すると いう意味があるそうです。

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平城京跡地の中にいると、遥かな時代や 時も越えて行く・・・・・

歴史浪漫の風が吹いていました。

『あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり』

      六月の平城宮跡地の風景でした。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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