雨の嵐山・広沢の池

公開日 : 2012年07月01日
最終更新 :
筆者 : Akio
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七月に入りました。七月は、「文月」。

文月の起源は、短冊に 書の上達や 願い事を書いて 祈った事から

文の月と 呼ばれて来たそうです。

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七月一日・・・雨の嵐山です。

降り続く雨で大堰川の水量は増えていました。

雨中嵐山・・・・・

この季節の嵐山を詠んだ 芭蕉さんの句が 浮かんで来ました。

   『 六月や 峰に雲置く 嵐山 』      

芭蕉さん 元禄七年(一六九五)五十一歳の作だそうです。

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嵐山から嵯峨野を経て 広沢の池です。

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広沢の池も、古来から観月の池として知られ、数々の歌が詠まれています。

    「古の人は 汀に影絶えて 月のみ澄める広沢の池」 源従三位頼政 

    「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」     松尾芭蕉 

七月初め・・・・・ 雨の嵐山と広沢の池でした。

文月・・・・今月も宜しく お願い申し上げます。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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