伏見稲荷大社 宵宮祭

公開日 : 2012年07月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

伏見稲荷大社では、二十一日の夜 「宵宮祭」が行われていました。

参道から境内には、約五千個の提灯が 灯っています。

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伏見稲荷大社は、千三百年の歴史を誇る「お稲荷さん」の総本宮です。

「東山三十六峰」の最も南の稲荷山の麓にあり、参道全体に並び立つ

鳥居は、一万基にも及ぶと言われています。

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この夜は、稲荷山をはじめ 境内全域の灯篭と数千灯の献納提灯に

明かりが灯る「万灯神事」の夜でした。

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◎ 伏見稲荷大社へのアクセス

  京都駅からJR奈良線「稲荷」下車。

  京都駅から京都市営バス南5号系統「稲荷大社前」下車。

  三条京阪から京阪電鉄「伏見稲荷」下車。

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本殿をはじめ、建物に並べられた 行灯(あんどん)には、美しい絵がありました。

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行灯絵は、約400点。 風景画・・・・草花・・・・人物絵・・・・・等

どの絵も、素晴らしい絵です。

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美しい行灯画は、画家や工芸家の方達が 描かれた奉納絵です。

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伏見稲荷大社と言いますと、千本鳥居ですね。

鳥居は、神域と人間の俗界を区画するもので 神域への入口を示すものだそうです。

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稲荷の鳥居は、「稲荷塗」と言われ 美しい朱色の世界が続いています。

朱色を初めとする 赤色 茜色などの 鮮やかな色は、「生命・大地・希望」の色として

古来より信仰されて来たそうです。

鳥居奉納信仰は、江戸時代に始まり今日の「千本鳥居」を形作っています。

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「宵宮祭」の夜に歩く「千本鳥居」の世界は格別です。

独特の世界が広がっています。

京都ミステリーゾーンの世界と言うのでしょうか。(^.^;)

RPGゲームの迷宮の様な 朱塗りの回廊が続いています。

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千本鳥居の往復は・・休まず歩いて 一時間は 掛かります。

鳥居を奥に 進むほどに 人も少なくなって来ました。

漆黒の夜が広がる稲荷山・・・・・・・・千本鳥居形が 地面に写っています。

おおっ 何と 涼しい世界・・・・・・・

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伏見稲荷大社。。。。。。。宵宮祭でした。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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