伏見稲荷大社 宵宮祭
伏見稲荷大社では、二十一日の夜 「宵宮祭」が行われていました。
参道から境内には、約五千個の提灯が 灯っています。
伏見稲荷大社は、千三百年の歴史を誇る「お稲荷さん」の総本宮です。
「東山三十六峰」の最も南の稲荷山の麓にあり、参道全体に並び立つ
鳥居は、一万基にも及ぶと言われています。
この夜は、稲荷山をはじめ 境内全域の灯篭と数千灯の献納提灯に
明かりが灯る「万灯神事」の夜でした。
◎ 伏見稲荷大社へのアクセス
京都駅からJR奈良線「稲荷」下車。
京都駅から京都市営バス南5号系統「稲荷大社前」下車。
三条京阪から京阪電鉄「伏見稲荷」下車。
本殿をはじめ、建物に並べられた 行灯(あんどん)には、美しい絵がありました。
行灯絵は、約400点。 風景画・・・・草花・・・・人物絵・・・・・等
どの絵も、素晴らしい絵です。
美しい行灯画は、画家や工芸家の方達が 描かれた奉納絵です。
伏見稲荷大社と言いますと、千本鳥居ですね。
鳥居は、神域と人間の俗界を区画するもので 神域への入口を示すものだそうです。
稲荷の鳥居は、「稲荷塗」と言われ 美しい朱色の世界が続いています。
朱色を初めとする 赤色 茜色などの 鮮やかな色は、「生命・大地・希望」の色として
古来より信仰されて来たそうです。
鳥居奉納信仰は、江戸時代に始まり今日の「千本鳥居」を形作っています。
「宵宮祭」の夜に歩く「千本鳥居」の世界は格別です。
独特の世界が広がっています。
京都ミステリーゾーンの世界と言うのでしょうか。(^.^;)
RPGゲームの迷宮の様な 朱塗りの回廊が続いています。
千本鳥居の往復は・・休まず歩いて 一時間は 掛かります。
鳥居を奥に 進むほどに 人も少なくなって来ました。
漆黒の夜が広がる稲荷山・・・・・・・・千本鳥居形が 地面に写っています。
おおっ 何と 涼しい世界・・・・・・・
伏見稲荷大社。。。。。。。宵宮祭でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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