鞍馬の火祭り

公開日 : 2012年10月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

10月22日の京都は、時代祭り・・・・そして 鞍馬の火祭りの日でした。

僕は、夕方からバイクで鞍馬の火祭りに向かいました。

鞍馬の火祭りに行くのは二年ぶりです。

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鞍馬の町は、物凄い人出で街道は人の熱気と炎に包まれていました。

夜空には、半月が浮かんでいました。

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鞍馬の火祭りの日は、鞍馬迄たどり着くのが大変な日でもあります。

貴船から先は、交通規制がかけられ、バス・車・バイクは鞍馬には入れません。

市内からは、叡山電鉄 鞍馬線で行くしかありませんが、単線で二両編成なので

出町柳の駅は、午後から混み始めます。更に、この日の時代祭りが終わると

沢山の人が 鞍馬行きの叡山電鉄・出町柳駅に来られます。

かくして この夜の鞍馬は、物凄い人出になり、帰りの電車に乗るのは 

かなりの時間待ちになります。

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僕は、貴船までバイクで行き そこから歩きました。

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鞍馬の火祭は・・・・平安時代中期、平将門の乱や大地震など、動乱や天変地異が

相次いだ為940年(天慶3年)世の中の平安を願って、御所に祭っていた 

由岐明神を鞍馬に遷宮することで、 北の鎮めとしました。

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その際、松明、神道具などを 携えた行列は、約1キロに及んだと言われています。

この行列に感激した鞍馬の人々は、儀式を後世に残そうと 

伝えながら守ってきたのが 鞍馬の火祭りです。

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街道に 鞍馬太鼓が打ち鳴らされると、「サイレヤ、サイリョウ」の、掛け声と共に 

松明を持った人達が、街道を練り歩いて行きます。

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火祭りは、まさしく 炎の祭り。

松明を持った人達が 勇壮に進んで行きます。

街道は 凄い熱気でした。

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鞍馬寺近くに来ると お祭りは 最高潮でした。

「サイレヤ、サイリョウ」・・・・・・・・・・

赤々とした炎が 燃え上がっていました。

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10月22日。
圧巻の鞍馬の火祭でした。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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