化野念仏寺

公開日 : 2012年11月24日
最終更新 :
筆者 : Akio

化野(あだしの)念仏寺です。

嵯峨野の奥、愛宕街道を鳥居本まで上って行く 手前にあります。 

11.23 100.jpg

 「化野」は(あだしの)と読みます。

 (あだし)とは はかない・・むなしい・・と言う無常の心が表されているそうです。

11.23 029.jpg

化野念仏寺    京都市右京区嵯峨鳥居本化野町

◎参拝 500円

◎アクセス 京都バス72系統で「鳥居本」下車 徒歩3分

        嵐山渡月橋から徒歩 20~30分

苔の上、散りもみじが美しいです。

11.23 028.jpg

「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ 」  良寛

                                そんな句を思いました。

11.23 094.jpg

徒然草には

「あだし野の 露消ゆる時なく、鳥部山の煙立ち去らでのみ住み果つる習ひならば、

 いかにもののあはれもなからん。世は定めなきこそ いみじけれ。」

                                   と 詠まれていました。

11.23 048.jpg

紅葉の中、沢山の石仏が見えます。

11.23 053.jpg

 ここは、「西院の河原」と 呼ばれています。

夏の終わりの日に行われた「千灯供養」では、蝋燭の灯りの中に 

 約八千体の石塔と

 石仏が 浮かび上がっていました。

11.23 097.jpg

黄色いもみじ 赤いもみじ 色とりどりの紅葉が鮮やかです。

紅葉の中、夕暮れが迫っていました。

11.23 073.jpg

晩秋の、化野念仏寺。

11.23 071.jpg

美しくて、深い色合いの紅葉が広がっています。

11.23 044.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。