竹の寺
連休が過ぎ紅葉も、佳境に入って来ました。
洛西の地蔵院です。
竹の寺と言われます。
地蔵院 京都市西京区山田北ノ町23
◎ 阪急電車 上桂下車 徒歩約15分
京都バス 苔寺下車 徒歩約3分市バス 苔寺口下車 徒歩約10分
◎ 拝観時間 9:00~16:30 600円
始まりは、鎌倉時代に細川頼之が夢窓疎石を開山として開いた寺院です。
見上げると、空を覆う様に竹が伸びています。
地蔵院は、一休さんが 幼少の頃を 過ごされた寺院です。
竹と、もみじの参道。
風は、竹と青もみじの中を 静かに渡っていました。
一休禅師は、後小松天皇の皇子として 応永元年(1394年)に
地蔵院近くで生まれ ここで 幼少の頃を 過ごされたそうです。
この辺りは、洛西の山が 近くまで迫っています。
一休さんが 過ごした・・・今から六百二十年程前の
地蔵院辺りは まさしく 静寂の世界 だったのでしょうね。
地蔵院は、一休さんが幼少の頃 過された寺院と共に
細川頼之公(ほそかわ よりゆき)が眠る寺です。
※ 細川頼之
南北朝時代から室町時代初期にかけての武将、政治家。室町幕府官僚。
寺院には、子孫にあたられる細川護煕元首相が描かれた
素晴らしい襖絵 「瀟湘八景」がありました。
それにしても美しい景色です。
光を遮る竹林ドームの中に 黄色の もみじが 広がっています。
竹も もみじも 晩秋の この日の為に、
季節を歩んで来たのだと思いました。
晩秋の洛西 竹の寺
地蔵院の紅葉でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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