勝竜寺城とガラシャさん

公開日 : 2013年03月07日
最終更新 :
筆者 : Akio

長岡京市の勝竜寺城です。今は公園になっています。

○ 京都府長岡京市勝竜寺13-1

○ JR京都線「長岡京駅」から徒歩10分

○ 料金  無料 

○ 休館日  毎週火曜

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冬の日を越えて 梅の蕾は膨らんで来ています。

勝竜寺城・・・・と言いますと。 細川ガラシャさん(1563~1600年)。

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明智光秀の三女で、名は 玉(たま)。

戦国の世で悲劇の人生を送った 細川ガラシャさんが 細川忠興と新婚時代を

過ごしたのが勝竜寺城でした。

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1582(天正10)年、父・明智光秀が本能寺の変を 起こし、

山崎の合戦で豊臣秀吉に敗れると、秀吉に遠慮した夫の忠興によって幽閉されます。

1584年。秀吉の計らいで忠興と珠は復縁し、忠興のもとに戻ります。

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キリスト教に入信したのは1587年。

ガラシャの洗礼名もその時から。

関ヶ原の戦いに際し、石田三成から人質として大坂城に入ることを強要されますが

承知せず、家老の小笠原小斎に胸を突かせて、亡くなられています。

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細川ガラシャさん。  37年の短い生涯。

才にも文にも長けた、美しい女性だったそうです。

辞世の句。 

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

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四百年の時を越えて 心に届く言葉。

勝竜寺城の梅・・・・もうすぐ咲いて来ます。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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