御室桜

公開日 : 2013年04月11日
最終更新 :
筆者 : Akio

地元新聞の桜情報に、右京区・仁和寺の「御室桜」が見頃を迎えたと載っていました。

御室の桜は、京都市内で遅咲き桜で知られていますが、

例年より、十日早く8日に満開したそうです。

見頃は週末の13日ごろまで、とも載っていました。

青空広がる十日、仁和寺に向かいました。

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仁和寺  京都市右京区御室大内33

〇アクセス  京福電気鉄道北野線・御室仁和寺駅下車。すぐ

         京都駅から市バス26番下車。

         三条京阪から市バス10番・59番下車。

         阪急大宮から市バス26番下車。

〇観桜料大人500円・小中学生200円8:30~17:00

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境内に約200本ある御室桜は、国の名勝で、江戸時代初期に植えられたと言われています。

御室桜は、木の高さが2~3メートルと低く、目の高さでお花見が出来ます。

地下に粘土質の地層があり、根が育ちにくいことが低木の理由との調査結果もあるそうです。

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目の前の桜の花の向こうに、五重塔が見えます。

御室桜の花弁は大ぶりで厚く、お多福桜とも呼ばれて来ました。

川端康成さんは 小説「古都」の中で 御室桜の事を「春の義理」と表現されていて

「ひと目見たら、春 への義理は済む」と 書かれていました。

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境内を進みますと、美しい薄紫の『三つ葉つつじ』も 咲いています。

ツツジと五重塔。

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もみじの新芽も、芽吹いていました。

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仁和寺の御室桜、今 見頃です。

Sakura 023.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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