時代劇ロケ地。流れ橋

公開日 : 2013年08月26日
最終更新 :
筆者 : Akio

流れ橋と呼ばれる、上津屋橋(こうづやばし)に行って来ました。

上津屋橋は、京都府久世郡久御山町と八幡市を結ぶ、木津川に架かる木橋です。

流れ橋 012.jpg

この橋は、川が増水すると橋桁が流される 独特の構造になっています。

橋の名は、「木津川流れ橋」「八幡流れ橋」とも呼ばれています。

橋長は(全長)356.5m。幅3.3m。

流れ橋 025.jpg

風情のある流れ橋・・映画やテレビ時代劇のロケ地として度々、登場しています。

橋の周囲は、茶畑がある位で、民家や電柱なども見えにくい事からも 

ロケ地として適しているのでしょうね。

流れ橋 015.jpg

木津川は、暴れ川とも呼ばれ、台風や大雨の後は、激流となります。

流れ橋は、昭和28年に作られてから、台風や水害で何回もの流失を記録しています。

昨年10月にも、台風で増水し流されています。

その前年にも流されていて、復旧まで約7カ月かかったそうです。

橋を 歩いてみました。

週末の局地的豪雨で、水量が増していました。

流れ橋 023.jpg

この橋を、テレビ時代劇「必殺仕事人」の中村主水も、歩いたのだと思いました。

橋を歩く中村主水。。。。。

ナレーションが 聞こえて来ます。

  「雨が降ったら傘をさす つらい話は胸をさす。

   娘十八 紅をさす  魔がさす 棹さす 将棋さす 世間の人は指をさす 

   許せぬ悪に とどめさす。」

流れ橋.jpg

 「何処かで 誰かが泣いている。誰が助けてくれようか。

  この世は人情紙風船。

  耳を澄ませた奴は誰。泣き声めざして走る影。この世は闇の助け人。」 

 「一掛け 二掛け 三掛けて 仕掛けて 殺して日が暮れて

  橋の欄干腰下ろし 遥か向こうを眺むれば この世はつらい事ばかり

  片手に線香 花を持ち おっさん おっさん何処行くの・・・

  私は必殺仕事人・中村主水と申します」

 ああっ 中村主水は 今日も行く・・・・・・・・・・(。´_`)ノ

八月末の流れ橋でした。

  ※必殺シリーズから、オープニングナレーション。お借りしています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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