初秋の法然院。

公開日 : 2013年09月10日
最終更新 :
筆者 : Akio

東山山麓に静かに佇む法然院。

山に囲まれた京都の中でも、比叡山へと36の山々が連なる東山は、

自然が色濃く残る場所です。

京都風景 054.jpg

法然院は、800年以上の歴史を持つ、法然上人ゆかりのお寺です。

京都風景 059.jpg

茅葺の山門が見えました。

茅葺が葺き替えられていました。

京都風景 027.jpg

茅葺の山門をくぐると、掃き清められた白砂壇。

両側の白砂壇(びゃくさだん)。

縦7m横3mの砂紋模様は、水紋 波 渦 葉 花・・・

その時々の模様が、僧により描き換えられています。

砂壇の間を通ると、心身を清めて浄域に入ることを意味しています。

京都風景 029.jpg

ここに寄せて頂く度、思うのは、緑の深さです。

法然院は、「そうだ京都に行こう」の中で 二回登場しています。

一回目は、1999年・盛秋・法然院。 

京都風景 043.jpg

CMキャッチコピーの言葉は・・・・

  「会議室でエンエン議論、データとにらめっこの効率計算。

   どうですか、いいアイデア出ましたか?

   そのへんをブラッとして、「紅葉」なんかためしてみませんか。」

京都風景 035.jpg

そして、2009年 初夏 法然院 

CMキャッチコピーの言葉は・・・・

  「生まれたばかりの季節の匂いがしました。

  「人と緑のいい関係」が、ここにはありました。」

京都風景 049.jpg

2009年 初夏 法然院 ポスターの言葉は・・・・・

「銀閣寺からそう遠くはない、哲学の道を東に入った法然院。

 茅葺きの門をくぐると、白砂壇(びゃくさだん)の白と青もみじのコントラストが

 生み出す、初夏ならではのみずみずしい空間が目に入ります。

 古い歴史と、今を生きる生命力が、この町では一つになっている。

 秋だけで、この町の魅力を語る訳には行かない様です。

 JR京都駅から市バス⑤系統で「浄土寺下車」徒歩10分。

 ここから、永観堂、南禅寺、さらに知恩院にどうぞ。散策には絶好です。」

                  ・・・・と綴られています。

京都風景 060.jpg

今は、9月初め。これから、もう少し季節が進むと、

深い緑は、美しい紅葉に変わって行きます。

                  ※ JR東海「そうだ京都に行こう」の、言葉お借りしています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。