森嘉さんのお豆腐。

公開日 : 2013年10月03日
最終更新 :
筆者 : Akio

嵐山、清涼寺近くの、お豆腐屋さん「森嘉」さんです。

創業は安政年間で、150年以上の歴史をもつ老舗です。

天龍寺をはじめ、各本山や この界隈の湯豆腐屋さんの大半が

ここの豆腐を使っていると言われています。

森嘉さんの豆腐は、柔らかいのにコシがあり、なめらかです。

それは、大豆へのこだわりや、嵐山の地下水が使われている事や

地釜に薪で炊く事など、様々な努力が美味しい豆腐になっている様です。

秋の日 003.jpg

森嘉さんの豆腐は、川端康成さんの小説『古都』(昭和36年)の中に

登場し全国的に有名になりました。

また、小説家・司馬遼太郎さんは、週刊朝日『街道をゆく』(昭和46年)の中で

「日本文化を食っている気がしてくる」と感嘆されています。

秋の日 004.jpg

嵯峨豆腐「森嘉」 〒616-8447 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町42

〇 定休日 水曜日定休  営業時間 8時~18時

〇 白豆腐1パック(2丁分入・1パック)400円 油揚げ1枚 200円

  飛龍頭(ひろうす)1個 200円 

秋の日 005.jpg

彼岸過ぎて、涼しくなって来ました。

これからの季節。湯豆腐が美味しい季節です。

嵐山に来られた時は、保冷バック片手に森嘉さんに寄ってみて下さいね。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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