秋の景色が広がり始めました。等持院。

公開日 : 2013年10月28日
最終更新 :
筆者 : Akio

等持院です。等持院は、立命館大学の近く「きぬかけの路」から 少し入った所にあります。

等持院へは、寺院に至る道が狭くて、大型バスも入れませんから、紅葉観光穴場の寺院です。

境内に入って行きますと、墓地前に銅像が見えます。

日本最初の職業映画監督であり、「日本映画の父」と呼ばれたマキノ省三氏の銅像です。

マキノ省三氏は、京都の映画界のため尽力し、大正10年~昭和8年(1921~33年)まで、

等持院境内に撮影所を建設し、活動しました。

映画からは、阪東妻三郎、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎、月形龍之介といった

多くのスター俳優が誕生しています。

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等持院

◎京都市北区等持院北町63

◎アクセス 京福電車「等持院駅」下車 徒歩約10分

◎駐車場  自家用車20台分 無料

◎9:00~17:00  大人  500円 

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等持院は、暦応4年(1341)に室町幕府 初代将軍足利尊氏公が、

嵐山・天龍寺の夢窓国師に依頼して衣笠山の山麓に建てた寺院です。

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庭園は回遊式で、茶室「清漣亭」と芙蓉池を持つ西庭と、

心字池中心の東庭とに分けられています。

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茶室、清漣亭前の芙蓉池。 

鯉が泳いでいました。

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庭園を歩いてみました。

池には、緑の木々が映っています。

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これからの季節・・・朝晩の冷え込みが始まると共に、

紅葉も始まります。

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等持院は、作家の水上勉さんが(1919~2004)少年時代に徒弟として

過されていた寺院です。

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直木賞受賞作の「雁(がん)の寺」は、等持院がモデルになったとも言われています。

その他「金閣寺炎上」「五番町夕霧楼」など京都を舞台にした名作を書かれています。

名作誕生の源が、ここの景色にあったのでしょうね。

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等持院。

書院の間からは、色付き始めた

秋の景色が広がっています。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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