最澄・・空海の見た秋景色。高雄・神護寺。

公開日 : 2013年11月13日
最終更新 :
筆者 : Akio

高雄の神護寺。今年も紅葉巡りの始まりは、ここからです。

高雄は、北山杉と紅葉が美しく川端康成の小説『古都』の舞台になった所です。

神護寺では、11月30日(土)まで夜間参拝が行われています。

参道のお茶屋さんに見えた、もみじ。

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この日は、月が出ているのに小雨が降る夜。

山門までは、急斜面の石段の参道が続きます。

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雨に濡れた石段上に神護寺の山門が見えました。

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山門を入ると、境内には綺麗な紅葉景色が広がっていました。

小雨の中の月。

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雨に濡れたもみじが綺麗です。

高雄は、朝晩冷え込む所で 古い時代から紅葉の名所です。

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将軍・足利義政は、応仁の乱(1467年~1477年)の最中にさえ 

高雄の紅葉狩りに訪れたと言われています。

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金堂に続く石段も雨で濡れています。

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小雨の中、沢山の人が来られていました。

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青もみじと金堂。

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神護寺は、平安時代の高僧「最澄」そして「空海」が

修行された寺院。

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2004年「そうだ京都、行こう」では、初夏の神護寺が紹介されていました。

ポスターの言葉は・・・・

「真夏でもひんやりする清滝川から参道へ向かいます。青葉のトンネルの中、

 石段を一歩一歩上がり、天に近づく事で俗念俗塵をおとすと言われます。

 約六万坪。さすがは平安仏教の巨峰、最澄、空海を世に送り出した舞台は広大です。 

 最先端の仏教を学び唐から戻った二人は、ここで初めて出会い、真言宗の基礎を

 根付かせます。「教学は頭で理解するのではない。体で体得するのだ。」

 天才、空海の言葉が心に響く山寺。 京都駅からJRバスで山城高雄下車。徒歩20分。」

                             ・・・・・・・・と綴られていました。

神護寺・紅葉 064.jpg

千二百年前・・・最澄さんや空海さんも、ここから見える紅葉や月を見ておられたのでしょうね。

神護寺。鮮やかな秋景色が広がり始めています。

高雄・神護寺 

◎アクセス 京都駅からJRバス「山城高雄」下車(徒歩約20分)

四条烏丸から京都市営バス8号系統「高雄」下車(徒歩約20分)

        駐車場500円

◎拝観 日中参拝  9:00~16:00 (閉門17:00)      参拝料 (500円)

        夜間参拝 17.00~19.00 11/1(木)~11/30(土) 参拝料 (800円) 

                             ※「そうだ京都、行こう」の言葉お借りしています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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