嵐渓に立つ、大きなもみじの木。

公開日 : 2013年11月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都の紅葉は、見頃の所が増えて来ました。

この連休から30日にかけての、京都の週間天気予報が載っていました。

「向こう一週間の近畿地方は、明日(24日)は高気圧に覆われ概ね

 晴れますが、明後日(25日)は気圧の谷の影響で雨が降る見込みです。

 その後は寒気の影響で、北部では、雨や雪の降る日が多く、中部や南部でも

 雲が広がりやすいでしょう。」        (大阪管区気象台発表)

早朝の嵐山。空は快晴。 もみじの向こうには渡月橋。

嵐山。紅葉2013 060.jpg

九月に来た台風18号の時、嵐山一帯は大変でした。

あの日、渡月橋は、豪雨と激流に耐えていました。

今は、渡月橋の向こうに、抜ける様な青空と 紅葉の山々が見えます。

嵐山。紅葉2013 052.jpg

自転車で渓谷沿いの道を上って行きました。

渓谷上流には、僕のお気に入りの、大きなもみじの木があります。

川沿いの細い山道。。。急勾配の坂道が続きます。

えっさえっさ・・・・・ここの所の、寒くなった気温でも汗が出て来ました。

嵐山。紅葉2013 026.jpg

あまりの坂道に、自転車降りて 押しながら上って行きました。

ふと、見上げると、頭上には鮮やかな黄色もみじ。

嵐山。紅葉2013 034.jpg

朝日を浴びた黄色の色が、美しく輝いています。空を覆う、黄色もみじの世界。

渓谷対岸の山は、小倉山。小倉山と言いますと百人一首。

小倉山を詠った句・・・

『小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 』

※ 小倉山を彩る 美しい紅葉たちよ、もし 心がわかるなら、

  今 少し 美しいままで 散らずにいて欲しい・・・・・・・・

                               そんな意味でしょうか。

嵐山。紅葉2013 037.jpg

黄色の木々を抜けて、坂道を下った所に

お気に入りの、大きなもみじの木が見えました。

僕の自転車ともみじの、記念写真。パチリ。

嵐山。紅葉2013 045.jpg

大きなもみじの木。

毎年、美しい彩りを見せてくれる、この木ですが・・・・・

根元に台風の爪痕が見えました。18号の豪雨と増水で根元の土が、

かなり流されていました。あの日、濁流増水の時、↑僕の自転車の位置くらいまで 

激流が流れていたと思います。

嵐渓に立つ、大きなもみじの木。

厳しい時を越えて、美しい紅葉を見せてくれています。

嵐山。紅葉2013 040.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。