大銀杏と、天の邪鬼さん。

公開日 : 2013年12月02日
最終更新 :
筆者 : Akio

今は銀杏の美しい時。西本願寺さんに銀杏の木を見に行きました。

仏具屋さんが並ぶ植松町から 堀川通りの向こうに

西本願寺の山門が見えました。

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《西本願寺》   京都市下京区本願寺門前町

◎拝観時間 11-2月は6:00-17:00

◎拝観料   境内自由(ただし書院、虎渓の庭拝観は、申し込みが必要)

◎アクセス  市バス 9,2875系統で「西本願寺前」下車

         市バス6,18,206,207系統では「島原口」下車

広い堀川通り。山門の向こうには、黄金色が見えます。

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黄金色に魅せられて、山門をくぐりました。 

西本願寺には、2本の大きな銀杏の木があります。

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まずは、御影堂前の大銀杏の木。

幹周り6.5m高さ7m、枝周り30m。西本願寺のHPによれば樹齢約400年。

まるで根っこを天に広げたような形から「逆さ銀杏」とも呼ばれています。

歴史を語る大銀杏です。

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この銀杏の木は、低い位置から枝が横に伸びています。

1636年の御影堂の再建時に植えられたと言われています。

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大銀杏の木は、1788年の天明の大火や1864年の大火の時、

火の粉を浴びながらも、木から水を吹き出して、大火の前に立ちはだかったと

言われていて「水吹き銀杏」とも呼ばれているそうです。

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そして、こちらは御影堂正面、左右2箇所の雨水受けを支えている

「天の邪鬼」さん。

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身長は38センチで二頭身・・何とも愛嬌があります。

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左右2箇所 8人の「天の邪鬼」さん達は御影堂が再建された

1636年(寛永13年)から、ず~~っと雨水受けを支えておられます。

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もう一本の大きな銀杏。阿弥陀堂前の銀杏。

幹周り4m高さ16.5m。

大銀杏の向こうに京都タワーが見えました。

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12月初めの西本願寺。。。

大銀杏の木は、見頃を迎えています。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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