雪の日の仁和寺。

公開日 : 2014年02月11日
最終更新 :
筆者 : Akio

寒い日が続いています。

雪の日の御室・仁和寺。

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春の日、仁和寺には遅咲きの御室桜が咲きます。

川端康成は小説「古都」の中で、御室桜の事を「春の義理」 と表現して

「ひと目見たら、春への義理は済む」と 書かれています。

今は、冷え込んだ気温の中、冬景色が広がっています。

仁和寺は、平安時代(888年)に建てられている寺院ですから長い歴史ですね。

『御殿』に入りました。

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入り口には、御室流華道の生け花。

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白書院の襖絵。

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庭園も雪景色。

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北庭からの眺め。遠くに五重塔が見えます。

手前に見える、茅葺屋根の茶席は「飛濤亭」。

江戸時代の画家・尾形光琳の屋敷から移築されたものだそうです。

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御殿を出て参道に戻り、中門へと進んで行きました。

二王門から中門を経て金堂に至る道は、

奥に行く程高くなっています。

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金堂へ続く参道の木々も雪化粧。

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五重塔が見えました。

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仁和寺の五重塔は、江戸時代(1644年(正保元年)の作で高さ37.1m 。

塔は、各層の屋根の大きさがほぼ同じという、

江戸期の特徴を示しています。

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冬の仁和寺。

立春は過ぎたものの、冬将軍が居座った気温が続いています。

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《仁和寺》

〇境内自由見学

〇アクセス  京都駅から京都市営バス26号系統「御室仁和寺」下車

        京福電鉄北野線下車。御室仁和寺駅より北へ徒歩3分

〇駐車場   普通車500円 

〇拝観料   御殿 大人 500円 中小学生 300円

        御殿拝観受付 9:00~16:00(12~2月)9:00~16:30(3~11月)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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