春を呼ぶ、都をどり。衣装ポスター展。

公開日 : 2014年02月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都五花街の一つ、祇園甲部の「第142回都をどり」の公演(4月1~30日)を前に、

京都高島屋1階で「いま蘇る 幾たびの春 都をどり衣装・ポスター展」が

2月25日まで開かれています。

都をどり衣装展。 044.jpg

高島屋であつらえた2007年の舞台衣装や、1955年以降のポスター24点が展示

されています。

都をどり衣装展。 011.jpg

午後2時~4時には舞妓さんも登場されます。

都をどり衣装展。 010.jpg

吉井勇が作詞し、谷崎潤一郎が監修した第82回(1955年)の都をどり。

堂本印象によるポスターは(↓写真左)、源氏物語をイメージした

見事なポスターです。 

都をどり衣装展。 053.jpg

第1回都をどりは、明治5年。

今年で142回ですから長い歴史です。

大正・昭和期の、都をどりの様子が分かる

パンフレット15点も展示されています。

都をどり衣装展。 026.jpg

都をどりの始まりは、明治維新により日本の首都でなくなった京都が

千余年の長い「都」としての誇りを失わない努力の一環として、始められています。

都をどり衣装展。 提灯.jpg

都をどりの舞台は、京都の名所と四季を長唄などで

紹介しながら進められていきます。

都をどり衣装展。 077.jpg

京都の花街では、芸妓さん、舞妓さんがお得意さんへの

夏のごあいさつに、自分の名前の入った団扇を配る風習があります。

都をどり衣装展。 052.jpg

会場では舞妓さん団扇の、手描き実演も行われています。

紅色の文字が綺麗です。

下書きなしで書いて行かれるのですから、凄い技術です。

都をどり衣装展。 033.jpg

京都高島屋1階。

「いま蘇る 幾たびの春 都をどり衣装・ポスター展」。

都をどり衣装展。 017.jpg

2月25日まで(午前10時~午後8時)。無料。

午後2時~4時には舞妓さんが登場されます。

都をどり衣装展。 048.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。