降り注ぐ花に言葉も忘れる桜。

公開日 : 2014年03月30日
最終更新 :
筆者 : Akio

日曜の京都は、激しい雨でした。

嵐山渓谷も、霧に霞んでいます。

雨・桜日 004.jpg

今の時期の雨は、春雨の様にシトシト降る雨なら良いのですが、

滝の様な激しい雨には、桜が散らならないか、心配してしまいます。

嵐山から雨上がりの「本満寺」。

所は、寺町今出川上ル。

寺院は観光寺院ではありませんから、ガイドブックには載りません。

山門の所にはカメラや携帯を向けている数人の人だかりが見えます。

きっと、あの桜を見に来られているんですね。

雨・桜日 111.jpg

咲いています。

見事な桜。

本満寺の桜は、言葉も忘れる桜。

雨・桜日 146.jpg

今、大きな枝垂れ桜は、見頃を迎えています。

樹齢90年を越えた桜。 円山公園の祇園枝垂桜の姉妹樹だそうです。

朝からの激しい雨に、咲いたばかりの桜が少し散っていました。

雨・桜日 061.jpg

「この桜の前で言葉はいらない」と言われる桜。

 立派な幹・・空へ伸びる枝。

雨・桜日 063.jpg

天空から降り注ぐ桜に、ただただ 見入ってしまいます。

雨・桜日 096.jpg

境内の椿に、花びらが舞い落ちていました。

雨・桜日 089.jpg

石畳にも。。。

雨・桜日 072.jpg

芭蕉さんは、桜を見て

「さまざまな事 思い出す 桜かな」と詠まれました。

桜って不思議ですね。

桜を見上げると、あの頃の春や、あの時の桜を思い出します。

雨・桜日 085.jpg

本満寺の、言葉も忘れる桜。 

今年も見事に咲いています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。