三千本の青もみじの世界。永観堂。

公開日 : 2014年05月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

五月後半の「永観堂」。

永観堂は、もみじのお寺として有名な寺院です。

山門左には句言。

『離欲』

       総本山禅林寺

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境内に続く参道には、青いもみじの世界が広がっています。

青もみじの永観堂。 075.jpg

境内入った所に見えた、鉢植えのアジサイ。

もうすぐアジサイの季節が来ますね。

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三千本とも言われる、永観堂のもみじ。

美しい青もみじの世界です。

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目の前に広がる、五月後半のもみじの色。

青もみじと表現していますが・・

この緑色を、和の色で例えると何色と表現したら

良いのでしょうか。

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顔彩 絵の具で、緑色の種類は・・・・

瑠璃色(るりいろ)若草色(わかくさいろ)鶸色(ひわいろ)

萌黄(もえぎいろ)色抹茶色(まっちゃいろ)

鴨の羽色(かものはいろ)鶯色(うぐいすいろ)

              ・・・・・と沢山の緑色があります。

青もみじの永観堂。 058.jpg

五月後半、今のもみじの色は、

萌黄色が一番しっくり来る色でしょうか。

萌黄色とは鮮やかな黄緑色系統の色で、

春に萌え出る草の芽の色を表す色でもあります。

「もえぎ」は、「木の芽が出てくる」という意味で

古くは「萌木」と書いたそうです。

青もみじの永観堂。 026.jpg

永観堂では、毎月 綴られている『今月の言葉』があります。

「人生には 回り道はあっても 近道はない」

青もみじの永観堂。 020.jpg

「あなたしかできないこと あなただからできることが

 きっと あるはずです。」

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「難しいなあ 自分を律するって」

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「言ってみたい 言われてみたい ありがとう」

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「帰る時 来た時よりも 美しく」

五月後半の永観堂。

三千本の、青いもみじの世界が広がっています。

青もみじの永観堂。 036.jpg

《永観堂》

◎ 〒606-8445 京都市左京区永観堂町48

◎ JR京都駅から市バス5系統で「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分。

   JR京都駅から市バス100系統で「東天王町」下車、徒歩8分。

◎ 拝観料 一般 600円 小・中・高生 400円

                            ※永観堂『今月の言葉』お借りしています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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