一万株の紫陽花が見頃。三室戸寺

公開日 : 2014年06月19日
最終更新 :
筆者 : Akio

宇治のあじさい寺と言いますと、三室戸寺。

早口言葉で、みむろどじ・・みむろどじ・・みむろどじ と

三回続けて上手に喋れませんが(^.^)とにも かくにも、

ここの紫陽花は見事です。

水無月の風景を訪ねて。 067.jpg

石段を登ると本堂。

蓮の鉢が並んでいます。

もうすぐ、蓮の季節です。

水無月の風景を訪ねて。 087.jpg

紫陽花園に入りました。

三室戸寺のあじさい園は、杉木立の間に咲く

1万株のあじさいが、綺麗です。

今月末までの土・日曜日のみ、紫陽花ライトアップも行われています。

水無月の風景を訪ねて。 068.jpg

六月を彩る、あじさいの花。

アジサイの事を、少し調べてみました。

アジサイには、2つのタイプがあるそうです。

「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」。

ガクアジサイは、

平べったい形の中央に、小さな花が

集まって咲きます。

ホンアジサイは、

「手まり」のような形。

 日本固有のガクアジサイが、ヨーロッパで品種改良されて生まれたもの。

 花色は青、桃、白等。

水無月の風景を訪ねて。 101.jpg

アジサイは、日本が原産地。

しかし、万葉の時代から千年以上、あまり人気がなかったそうです。

青い花色が、好まれなかったのでしょうか。

水無月の風景を訪ねて。 118.jpg

その後、外国との交易の中、アジサイは日本から中国に渡り、

シルクロードを経て、ヨーロッパへと伝わって行きます。

ヨーロッパに渡ったアジサイは、

東洋の花として人気が上がると共に、品種改良も進み

大正時代に日本に逆輸入されたそうです。

水無月の風景を訪ねて。 130.jpg

アジサイは、土壌により色が変わる事から「七変化」と

言われますが・・・・アジサイの花の歴史も

七変化の時を経て、現在に至っているみたいです。

水無月の風景を訪ねて。 159.jpg

三室戸寺の一万株の紫陽花。

見頃の時を迎えています。

《三室戸寺》

〇 所       〒611-0013 京都府宇治市菟道滋賀谷21

〇 参拝料    大人500円 / 小人300円

〇 アクセス   「電 車」 京阪 三室戸駅下車、東へ徒歩15分

           「車」   京滋バイパス宇治東ICより3分

〇駐車場     乗用車: 500円

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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