祇園祭。長刀鉾からの眺め。

公開日 : 2014年07月14日
最終更新 :
筆者 : Akio

今年の祇園祭は、祇園祭を満喫出来るアプリ『祇園祭』(無料)が便利です。

このアプリでは・・・・・

○ 山鉾の位置と地図を重ねて見ることができます。

○ 現在の場所から目的の山鉾までの道順を案内します。

○ 全33基山鉾それぞれについて、豆知識やグッズ情報などがわかります。

○ 祇園祭全体の主な日程を見ることができます。

アプリ『祇園祭』↓

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日曜日、小雨の四条烏丸を渡って長刀鉾に向かいました。

長刀鉾と言いますと、くじ取らずの鉾で巡行では先頭の鉾です。

長刀鉾は、唯一 稚児が乗り込む鉾で、祇園祭一番人気の鉾です。

長刀鉾には、「ちまき」(千円)を買うと、二階に上れ鉾に乗れます。

二階では、長刀鉾の装飾品や稚児の衣装等が展示されています。

こちらは、明治時代の稚児の衣装。

白鷺と夏草と流水模様。

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装飾品の見事な唐獅子。

2014.祇園祭その一 026.jpg

二階から連絡橋を渡って山鉾に行けますが

女性は、ここまでです。

2014.祇園祭その一 028.jpg

長刀鉾は、現在でも女人禁制の伝統を守っている唯一の鉾で

見物客も例外ではありません。

2014.祇園祭その一 052.jpg

連絡橋をわたり、鉾に乗り込みました。

お稚児さんの目線で見る四条通りは、

こんな風景が広がっています。

2014.祇園祭その一 033.jpg

鉾の上は、畳で言えばどの位でしょうか。

そんなには広くない所に、巡行の日は、稚児・禿とその父、稚児係、

囃子方など約50人が乗ります。

更に、屋根の上には屋根方。鉾の前方には音頭取りも乗ります。

これだけの人数が乗り込み、曳いて動かすのですから凄いですね。

鉾を引く曳き子は50人。

鉾一台に総数は100人以上となります。

2014.祇園祭その一 030.jpg

長刀鉾では、提灯やテント、浴衣や手拭いにも「長」の文字が見えます。

この「長」の文字は、かつて織田信長が、長刀鉾町から何かを

寄進された時に、返礼に自筆で書いた文字が、

デザインの元となったとも言われています。

信長.jpg

今日、祇園祭は宵々山。

沢山の人が来られるでしょうね。

2014.祇園祭その一 049.jpg

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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