初秋の法然院。
夕暮れの法然院に入りました。法然院は、茅葺き屋根の山門が印象的です。
法然院は京都でも珍しい境内自由の寺院で、無料で美しい庭園を拝見する事が出来ます。
法然院は天和元年(1681年)の建立。
800年以上の歴史を持つ法然上人ゆかりの寺院です。
寺院のお墓には、作家・谷崎潤一郎さんも眠っておられます。
法然院へは、左京区鹿ヶ谷の哲学の道から 少し入った坂を登った所にあります。
山門を入り両側に見える盛砂は、白砂壇(びゃくさだん)。
縦7m横3mの砂紋模様は、水紋 波 渦 葉 花・・・時には文字などの模様も組み合わされ
僧により描き換えられています。
今の模様は、波模様。
砂壇の間を通ると、心身を清めて浄域に入ることを意味しています。
初秋の法然院。
苔と深い緑が綺麗です。
これから季節が進み、晩秋の時には美しい彩りの世界が広がります。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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