松尾から上桂、山沿いの道を歩く。
秋晴れの日、西京区の松尾から上桂の山沿いの道を歩きました。
阪急松尾駅から山沿いに入ると、月読神社。
かつて西京の辺りは、月の名所として知られて来ました。
地名も、上桂に桂があります。
桂の地名は、中国語の「月桂」から来ているそうで、
観月と言いますと、桂離宮が有名です。
月読神社も、月と縁のある神社だそうです。
月読神社から山沿いの道を走ると、最福寺・旧跡・谷ヶ堂です。
竹林の前には、観音様。
美しい観音様は、「さしのべ観音様」。
梅雨の時期には、観音様の回りに紫陽花が咲き、
竹林と紫陽花の美しい風景が広がります。
こちらは六体地蔵様。
観音様から、山沿いの道を進むと、鈴虫寺。
縁結び祈願・恋愛成就・等、沢山の人が連日来られています。
自然石で造られた階段は80段。
人気の寺院で、日曜や連休には、かなりの時間を要します。
鈴虫寺から右に曲がると世界遺産・西芳寺(苔寺)。
若い日、お参りした事があるのですが、往復ハガキでの
申し込み制になってから・・・なかなか行けていません。
苔寺から竹林の中の石段を上がると、竹の寺・地蔵院。
一休さんが幼少の頃過ごされた寺院。
空を覆うように竹が伸びています。
ここの紅葉は遅めで、12月に入ってからが綺麗です。
地蔵院から少し進むと、浄住寺。
青もみじが綺麗です。
観光寺院ではありませんから、自由に散策出来ます。
自然豊かな境内には、夏は青紅葉・秋は紅葉、観光客も少なく
必見の穴場スポットです。
月読神社から浄住寺までの距離は、数キロですが、
青もみじと竹林の織り成す美しい景色が広がっています。
ここには、嵐山や東山の様に何処に行っても、
観光客で溢れていると言う所は少なく静かな時間が流れています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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