「ゆっくりと歩きたい」嵯峨鳥居本の紅葉。
嵐山から愛宕山に続く一本の道があります。
道の名は、愛宕街道。
古い町並みの街道を奥に進むと、鮎の宿のつたやさんが見えました。
茅葺屋根と赤い毛氈。
つたやさんを過ぎると、一之鳥居。
鳥居横でお店を構えるのは、鮎の老舗の平野屋さん。
苔むした茅葺屋根と、紅葉の世界が広がっています。
去年も同じ頃に、ここで写真を撮っていました。
降り注ぐ、秋の陽射しと広がる紅葉景色に
立ちつくしてしまいます。
上の道に登って、紅葉と平野屋さんを見ました。
そこには、真っ赤な紅葉が
広がっています。
この景色を見ていると
愛宕街道、紹介の詩が浮かんで来ます。
「ゆっくりと歩きたい」
ここにはなんにもない。ただただ時間がある。
じっくりと培われた なんにもない ここにしかない時間。
あっと言う間に過ぎる日々の、ふと ぼんやり雲を眺める様な。
あの余韻みたいな感じがここにはある。
古い町並みが残る街道。
愛宕山に続く一本の道。
行って帰る、ただそれだけだけど
おんなじ様で違う様な。ずっと昔もたった今もおんなじ様な。
そんな時間を、ゆっくりと歩きたい。
嵯峨鳥居本の紅葉・・・・美しい彩りの世界が広がっています。
※嵯峨鳥居本、紹介の言葉お借りしています。
《嵯峨鳥居本》
○所 〒616-8439 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本
○アクセス
JR嵯峨嵐山駅から2.2km徒歩約30分
京福電鉄嵐山駅から2.2km徒歩約31分
阪急嵐山駅から3.1km徒歩約41分
京都駅から京都バス72番清滝行きバス乗車約60分鳥居本下車3分
○鳥居本周辺の見所
愛宕念仏寺、化野念仏寺、一之鳥居、平野屋、つたや、
四季の花々、紅葉、古い町並み。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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