東寺の五重塔、金色の紅葉に包まれています。
世界文化遺産の一つ東寺。正式名は教王護国寺。
日本で最も高い五重塔を持ち、唯一残る平安京の遺構です。
弘法大師空海が、嵯峨天皇に日本で初めて密教寺院を託され、真言密教の根本道場として栄えました。
創建からおよそ1200年が過ぎた今も、京都の代表的な名所として連日沢山の人が参拝されています。
錦秋の東寺・・・色鮮やかな紅葉が五重塔を彩っています。
東寺の建造物の多くは、焼失と再建を繰り返して来ましたが、伽藍の配置や寺域は
創建当時と、殆ど変わってないそうです。
空海が創りあげた壮大な密教の世界。
境内は今、秋景色に包まれています。
瓢箪池横の紅葉。
この秋、紅葉巡りをしていますと、色んな色の
紅葉を目にします。
東寺の瓢箪池横の紅葉は、茜色に近い金色(こんじき)色の紅葉。
東寺は、春は梅に桜。夏は百日紅。
秋は紅葉や銀杏が美しい寺院ですが、意外と知られていません。
どうしても東寺と言いますと、長い歴史の事や、空海さんの事など
歴史的・文化的な事で取上げられる事が多く、
季節の花々の事は後回しになって来た様に思います。
東寺HPからの言葉・・・・・・・
「今年の夏は、いかがでしたか。
京都は、暑さも雨も、何だか激しくなっているような気がします。
1200年前、平安京の天気はどんなだったでしょうね。
東寺は、平安京最古のお寺。
境内を散策しながら1200年前、平安京の秋に思いを巡らせてみませんか。
この秋、宝物展では、国宝 十二天屏風など 選りすぐりのお宝を
展示いたします。この機に1200年の寺宝をご鑑賞ください。」
・・・・と綴られています。
紅葉の季節。
京都駅からほど近い位置にある東寺。
境内には、金色色に染まった紅葉景色が広がっています。
《東寺》
○所 京都市南区九条町1
○拝観時間 8:30〜16:30(受付終了16:00)
○拝観料 800円 (秋季特別展)
○アクセス JR 「京都」駅下車 徒歩約15分
※東寺HPの言葉、お借りしています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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