錦秋を映す水鏡の世界。大覚寺。

公開日 : 2014年11月27日
最終更新 :
筆者 : Akio

大覚寺では、見頃を迎えた紅葉と光の競演「真紅の水鏡」が12月 7日迄、

行われています。

境内と大沢池は、幻想的で柔らかな光に包まれています。

大覚寺 2014・真紅の水鏡 002

平安時代初期、嵯峨天皇は嵯峨野に離宮(現在の大覚寺)を造営された際に、

中国の洞庭湖をモデルに、「庭湖」と呼ばれる日本最古の、

観月の池、大沢池を作られています。

周辺の山の高さ、木々の配置、池を取り巻く背景など、

現在に至る見事な調和の世界です。

大覚寺 2014・真紅の水鏡 038

春の日の大沢の池は桜が満開でした。

夏の終わりの日、池の祭壇では「嵯峨の送り火」が燃え上がっていました。

今・・季節は晩秋。

水鏡には錦秋景色が映っています。

大覚寺 2014・真紅の水鏡 010

去年も同じ頃、大沢池の畔で、この景色を見ていました。

去年と同じ様な景色。

でも、同じ様に見えて、変わっているのは一年と言う時の経過でした。

大覚寺 2014・真紅の水鏡 041

京都は今週に入って、雨が続いていました。

水鏡に映る木々もしっとりしています。

大覚寺 2014・真紅の水鏡 046

水面に映し出される心経宝塔。

大覚寺・大沢池。

錦秋を映す、水鏡の世界に

ただただ 見入ってしまいました。

大覚寺 2014・真紅の水鏡 039

《大覚寺》真紅の水鏡

○所 住所 京都市右京区嵯峨大沢町4

○日時 2014/11/14(金)~12/7(日) 17:30~20:30(受付終了20:00まで)

※昼夜入替制。

○拝観料  大人500円 小人300円(嵯峨菊展見学付き)

○交通 アクセス

(バス)

JR『京都』駅より 市バス28系統・京都バス71・74・81系統 に乗車。

阪急電鉄『嵐山』駅前より 京都バス64・74系統 に乗車。

京福電鉄『嵐山』駅前より 京都バス61・62・64・71・72・74系統 に乗車。

(電車)

JR嵯峨野線 『嵯峨嵐山』駅 北口下車徒歩約15分。

京福電鉄 『嵐電嵯峨』駅 下車徒歩約20分。

○ 駐車場 あり 乗用車 500円(2時間)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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