言葉が沁みる、知恩院・御廟の紅葉景色。

公開日 : 2014年11月29日
最終更新 :
筆者 : Akio

知恩院の晩秋景色。

参道の石碑には、詩人・坂村真民さんの詩。

『念ずれば 花 ひらく』。

この詩は・・・・・

「念ずれば花ひらく 苦しいとき 母がいつも口にしていた

このことばを わたしも いつのころからか となえるようになった

そうして そのたび わたしの花が ふしぎと ひとつ ひとつ ひらいていった 」

・・・・・・と続く詩です。

ありがたい石碑の言葉を見て、境内に入って行きました。

知恩院・円山 011

知恩院は、全国に7000余の寺院を擁する 浄土宗の総本山です。

知恩院の名前の由来は、法然上人からの恩を思い 恩を知る場所と言うことで

『知恩院』と 名付けられたと 伝わっています。

現在、知恩院は御影堂の大修理が行われています。

大鐘楼からの眺め。

深まり行く秋が見えました。

知恩院・円山 043

境内奥に進んで行きますと、

法然上人の御廟(ごびょう)へ続く石段があります。

※御廟とは、みたまや(御霊屋)。霊や貴人の霊をまつる殿堂。

知恩院・円山 126

真っ直ぐの石段を登って行きました。

知恩院・円山 058

法然上人の御廟。

美しい紅葉が見えます。

知恩院・円山 062

御廟の景色。

真ん中に枝垂桜。

後方には色鮮やかな楓。

知恩院・円山 107

御廟を彩る紅葉は、オレンジ色に近い黄金色。

知恩院・円山 074

知恩院に、お参りする人で、御廟まで上がってくる人は

あまり多くありません。

知恩院・円山 099

しかし、ここまで上がって来ますと

京都市内を東山から眺める事が出来ます。

知恩院・円山 082

言葉がありました。

「善人に会って教えられ 悪い人に会って反省すれば

善悪ともに有難い 南無阿弥陀仏」。

知恩院・円山 110

知恩院・御廟の秋景色。

深まり行く秋と、心に沁みる言葉に出会えました。

知恩院・円山 088

《知恩院》

○所 京都市東山区林下町400

○参拝料  境内自由

(友禅苑 大人300円、小・中学生150円、方丈庭園 大人400円、

小・中学生200円)、

ライトアップは大人(高校生以上)800円、小・中学生400円

○アクセス 京都市営地下鉄東山駅2番出口→徒歩8分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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