菜の花と比良の慕雪。
寒い日が続いています。日曜朝の京都市内は、少し雪化粧の朝でした。
この時期になると、見たくなる景色があります。
びわ湖大橋を渡って、湖周道路を北に走った湖畔では、
寒風の中、ウインドサーフィンの人が見えました。
後方は雪山。
サーフィンスーツ着ていても寒いでしょうね。
続いて、なぎさ公園に向うと
雪を頂く比良山系と、一面に咲く菜の花景色が広がっていました。
早咲きの菜の花(カンザキハナナ)。
漢字で書くと「寒咲き花菜」。
バイクと菜の花。
菜の花の向こうに広がる比良の山々。
比良山系は、びわ湖西岸に連なる山々で、最高峰は武奈ヶ岳(1,214 m)。
雪を頂く比良の山々の景色は、
古くから近江八景の一つ「比良の暮雪」として伝わっています。
湖畔に出ると、びわ湖の漁法の一つの「エリ」と、比良の山々が見えました。
「エリ」というのは、琵琶湖独特の漁法です。
魚は障害物に突き当たると、それに沿って泳ぐという習性をもっています。
そこで湖の中に、壁のように真っ直ぐにになった簀(す)を立てます。
魚は簀(す)をたどって進むと、「つぼ」と呼ばれる部分に最終的に
入り込んで行く漁法です。
菜の花咲く、びわ湖畔。
春は、まだまだ遠く寒い日が続いていますが、
菜の花畑の景色は、一足早く春が来たようでした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。