御所の「糸桜」が咲き始めています。
京都御所に咲く「糸桜」を見に行きました。
糸桜の咲く場所は、京都御苑の北側、今出川御門を入ってすぐの所。
御所は、一年中 緑がいっぱいです。
糸桜が咲く、近衛邸跡の横の公園には、梅が見頃を迎えています。
紅梅に白梅。
花からは梅の良い香り。
公園から少し歩くと糸桜の咲く、近衛邸跡。
御所には沢山の桜が咲きますが、糸桜は御所に咲く桜の中で一番早く咲く桜です。
近衛邸跡には、何本かの桜の木がありますが、
この木は、これから咲いて来ると言う感じ。
こちらの桜は、かなり咲いています。
糸桜は、古くから有名な桜で
「春の雨に 糸くりかけて 庭の面は みだれあひたる花の色かな」
と・・・和歌にも 詠まれている伝説の桜。
かつて足利義満は、この糸桜を所望したとも言われ・・・
名の通り細かい糸が流れる様な枝垂れ桜です。
御所は、歴代天皇が居住し、周辺には天皇に仕える朝廷の屋敷がありました。
糸桜の咲く場所は、鎌倉時代から天皇に仕える朝廷近衛家の邸宅でした。
天皇が明治維新で東京に移られる明治2年(1869年)と同時期に
近衛家も東京に転居されています。
以来、桜と池のみが146年間、残っています。
細やかな滝の様に枝垂れる糸桜。
今年も咲き初めて来ました。
≪京都御所≫
○境内散策自由
○アクセス 今出川駅6出口から徒歩約8分。
丸太町(京都市営)駅2出口から徒歩約12分。
出町柳駅4出口から徒歩約20分。
○駐車場 有り 有料。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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