静かに時と思いを伝える「大石桜」。
京都市山科区の大石神社。
御神木の枝垂れ桜が見頃を迎えています。
御神木の名は「大石桜」。
夕暮れ時、提灯が灯り始めました。
大石神社は、赤穂藩の家老であった大石内蔵助を祀る神社。
大石神社は、昭和初期、赤穂義士・大石内蔵助を崇敬する
全国の人々によって、彼が仇討ちの機会を待って過ごした
京都・山科の地に創建されています。
境内の宝物館に見る、赤穂浪士のポスター。
境内は、夕暮から夜の時間になりました。
「大願成就」の桜とも言われる大石桜。
地面に届くほどに見事な枝垂れ桜。
提灯に浮かび上がる桜の花。
赤穂浪士による討ち入りは、元禄15年12月14日(1703年1月30日)。
あれから312年の時が流れています。
夜空には月。
降り注ぐ大石桜。
真っ直ぐに、桜の心で歩んだ赤穂浪士。
桜を見ていると、その歩まれた時と思いも浮かんで来ました。
静かに時を伝える大石桜。
見頃です。
≪大石神社≫
○所 京都市山科区西野山桜ノ馬場町116
○交通アクセス 京阪京津線・JR琵琶湖線・地下鉄東西線山科駅京阪バス大宅行15分、
大石神社前徒歩3分。
○駐車場 有り
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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