第40回 「京の夏の旅」・緑の宝厳院へ。
七月十一日から九月三十日まで、第40回 「京の夏の旅」 文化財特別公開が行われています。
今回で40回目の京の夏の旅。今回公開されているのは・・・・
〇上賀茂神社・本殿・権殿 。
〇下鴨神社・ 本殿・大炊殿・神服殿。
〇南禅寺 大寧軒。
〇有鄰館 日本館。
〇宝厳院 本堂・書院。
〇旧嵯峨御所大覚寺門跡 秩父宮御殿。
〇生谷家住宅。
・・・・などが公開されています。
この日、嵐山の宝厳院へと向かいました。
宝厳院は天龍寺の塔頭で、楓と苔の美しい寺院です。
庭園は室町時代に作られた回遊式庭園で、嵐山を借景にした、巨岩と一面の
緑豊かな世界が広がります。
今回の特別公開では、日本郵船の重役であった林民雄氏が庭園内に別荘として建てた、
大正期の数寄屋建築の書院が特別公開されています。
回遊式庭園を巡りながら書院を目指しました。
前回寄せて頂いたのは6月の梅雨の晴れ間でした。
紫陽花が咲いていました。
青もみじと苔と竹垣の小路が続きます。
今回公開になった書院が見えました。
書院に入ると、大きく作られた窓からは緑の世界が広がっていました。
室内の撮影は禁止、部屋から外はOKでしたので、
部屋から外の写真となっています。
それにしても大正時代に、こんなにも風情ある所に
別荘を作られていたのですから、素晴らしいですね。
夏の宝厳院。
緑の世界と、書院からの美しい眺めがありました。
第40回 「京の夏の旅」
〇公式サイト
http://www.kyokanko.or.jp/natsu2015/
〇開催期間 平成27年7月11日(金)〜9月30日(水)
〇拝観時間 午前10時~午後4時(受付終了)
〇拝観志納料(庭園)大人800円 小中学生400円
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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