夏空に朱色が映える石清水八幡宮。
お盆が過ぎて、幾分涼しく感じられる京都です。
この日、石清水八幡宮へと向かいました。
石清水八幡宮は京都府八幡市にあり、大阪府との県境にも位置しています。
石清水八幡宮の建つ男山（標高143m）は、木津川・宇治川・桂川の三川が合流し淀川となる位置にあります。
男山の麓からケーブルに乗って山上駅に向かいました。
山上駅から石段を少し上ったところにある男山展望台。
谷崎潤一郎さんの文学碑がありました。
「わたしの乗った船が洲へ漕ぎ寄せたとき 男山はあたかもその絵に
あるやうに まんまるな月を背中にして 全山の木々の繁みがびろうどの
やうな津やをふくみ、まだどこやら夕ばえの色が残つてゐる
中空に暗く濃く黒ずみわたつてゐた」
男山展望台からは、遠くに京都の街や比叡山、愛宕山が見えます。
眼下に流れる川は大阪へと続いています。
展望台から本宮へ、竹林と木々の参道を歩きます。
石清水八幡宮はエジソンが「石清水八幡宮」の竹をフィラメントに使い、
白熱電球を発明した事は有名です。
松下電器（現パナソニック）の創業者である松下幸之助さんも熱心なエジソン信奉者だったとされています。
石灯籠が並ぶ見事な参道を歩きます。
参道を抜けて、朱色が映える御本殿に入りました。
石清水八幡宮の創建は、貞観元年（８５９年）です。
御本殿は八幡造り（はちまんづくり）」と言われる素晴らしい建築です。
夏空に朱色が映える美しい景色でした。
この日、男山の麓からケーブルで山頂駅・・そして展望台。
そして参道を歩き本殿へとお参りしました。
《石清水八幡宮》
〇京都府八幡市八幡高坊30
〇交通アクセス
下院まで 最寄駅：京阪電鉄京阪本線 八幡市駅 （徒歩約5分）
八幡市駅から ケーブル：男山ケーブル（徒歩約5分）
車で男山山上。駐車場あり（無料）。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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