映画の時代が蘇る「キネマキッチン」。

公開日 : 2015年08月31日
最終更新 :
筆者 : Akio

前記事からの続きです。

大魔神を見てから、大映通りを歩いてキネマキッチンさんに向かいました。

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お店前のポスターは、

ガメラ対ジャイガー。黄金バッド。酔いどれ波止場。

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お店では食事&喫茶が人気ですが、ここではかつての映画の街である

太秦で撮られた映画や、その時代の映画にまつわる貴重な資料や、当時の映画ポスター等が

展示されていて、映画マニアには、たまらない空間が広がっています。

こちらは、古い映写機。

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壁いっぱいに飾られた映画ポスターは

市川雷蔵さん。

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こちらは、山城新伍さんの風小僧「嵐を呼ぶ凶剣」。

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勝新さんの新座頭市物語。

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席に座って映画の本を見ました。

24の瞳。青い山脈。野良犬。伊豆の踊子。

まさしく昭和ですね。

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こちらは、市川雷蔵さんの写真本。

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ぺージは、眠狂四郎。

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俳優・市川雷蔵さんは、15歳のとき市川莚蔵を名乗って歌舞伎役者として初舞台を踏まれています。

1951年に三代目市川壽海の養子となり八代目市川雷蔵を襲名。

1954年に映画俳優に転身。1959年の映画『炎上』での演技が評価され、キネマ旬報主演男優賞受賞、

ブルーリボン賞主演男優賞などを受賞。1960年代には勝新太郎さんと共に大映の二枚看板として活躍されました。

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かつて、日本映画製作のメッカだった太秦。

現在、京都に現存する撮影所は、松竹京都撮影所と

東映京都撮影所の二つのみです。

キネマ・キッチンさん。

店に流れる独特な時間。

お昼のランチ&喫茶も良いですが、

夜、お酒を頂きながら、新旧の映画の話をして

過ごしたいお店です。

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《キネマ・キッチン》

 〇 京都市右京区太秦多藪町43 うずキネマ館1F

  (帷子ノ辻駅より太秦大映通り商店街方面へ約300m進むと、通りの左手1階。)

 〇 075-882-3309

 〇 営業時間   月~土曜日11:00~23:00(L.O.22:30)

          日・祝日11:00~14:00 ランチのみ

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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