銀幕のスターが作った庭園。大河内山荘。

公開日 : 2015年09月16日
最終更新 :
筆者 : Akio

嵐山・竹林の小路。

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竹林の小路を抜けると、大河内山荘。

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大河内山荘は、昭和初期の無声映画の名俳優、大河内伝次郎さんが

30年もの歳月をかけて作られた山荘。

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広い敷地は、小倉山の南東側から嵐山公園付近にかけての

ほぼ山一つの大きな庭園です。

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ここを作られた、俳優「大河内傳次郎」さんは 大正15年(1926)

「日活」に入社し、サイレント(無声)映画で、花形スターの道を歩まれています。

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昭和初期の京都は映画製作の町でした。

彼は、昭和6年(1931)に「大河内山荘」建設に取りかかります。

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その後、大河内傳次郎さんは、64歳で亡くなられていますが、

彼の夢を注ぎ込んだ大河内山荘は、没後、遺族の手により完成迄こぎつけ、

今では京都・嵐山の観光名所となっています。

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庭園からは京都市内も一望出来ます。

後方に広がる嵐山の渓谷の景色も、とても素晴らしい眺めです。

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庭園内にある大河内傳次郎記念館。

ここでは、映画スター大河内伝次郎さんの

歩みを知る事が出来ます。

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俳優・大河内傳次郎さん。

映画総出演本数は、280本。 

代表作は、丹下左膳他多数。

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2015年の今、映画俳優「大河内傳次郎」を知る人は少ないと思います。

でも、大河内傳次郎と言う昭和初期の名優が作った大河内山荘は、

現在も人気の観光地として生き続けているのですから、時を超えた浪漫を感じます。

春は桜。秋は紅葉が綺麗な大河内山荘。

これから秋の日が進むと共に

庭園の木々は、ゆっくりと色付いて来ます。

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《大河内山荘》

〇 京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8

〇 拝観料 大人1000円(お抹茶とお茶菓子付き)

〇 拝観時間 9:00-17:00

〇 定休日:無休

〇 アクセス 

  市バス・阪急バス「野々宮」下車 徒歩約10分。

 JR 嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車 徒歩約15分

 京福電車「嵐山」駅下車 徒歩約15分

 阪急電車 嵐山線「嵐山」駅下車 徒歩約18分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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