竹と楓の青い世界。地蔵院。

公開日 : 2015年10月06日
最終更新 :
筆者 : Akio

西京区、竹の寺の地蔵院。

地蔵院は一休さんが幼少の頃、修行した寺でも知られます。

見上げると、参道を覆う様に竹が伸びています。

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毎年、京都の紅葉所を回っていて思うのは、紅葉の見頃は

10月の後半から12月初め位です。

そんな京都の紅葉の中で、ここ地蔵院の紅葉は12月に入ってから色付き

京都市内でも一番最後の紅葉が見れる所かと思えます。

それは、竹に覆われ、陽射しも深くまで射し込まない

独特の気象条件が遅い紅葉となっているのでしょうか。

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地蔵院の境内を覆う青い世界。

ここの紅葉は、これからゆっくりゆっくりと進んできます。

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地蔵院HPから、寺院紹介の言葉は・・・・・

「季節ごとに味わい深い楓、足元に広がる苔の絨毯、そして境内を覆う圧巻の竹林~

 ここは、360°の緑と仏様の慈悲と竹の精気に包まれるパワースポットです。

  心と身体をリセットしに、どうぞお参りください。」

                        ・・・・・と綴られています。

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今から約620年前、

一休さんこと一休禅師は、後小松天皇の皇子として

応永元年(1394年)に地蔵院近くで生まれ幼少の頃を、

この地で過ごされたそうです。

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この辺りは、山が近くまで迫りこれからの時期は、

午後四時を回ると夕暮れが訪れます。

一休さんが過ごしていた頃は、さぞかし静かな時が流れていたでしょうね。

竹と楓と苔が織りなす、深く青い世界。

竹林を渡る、風の音が聞えました。

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《地蔵院》

◎  京都市西京区山田北ノ町23

◎  阪急電車 上桂下車 徒歩約15分   京都バス 苔寺下車 徒歩約3分市バス 苔寺口下車 徒歩約10分

◎  拝観時間 9:00~16:30  600円

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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