ドキリとする夜景。「大覚寺・深紅の水鏡」。

公開日 : 2015年11月20日
最終更新 :
筆者 : Akio

大覚寺では、見頃を迎えた紅葉と光の競演

「真紅の水鏡」が12月 6日(日)迄、行われています。

境内は柔らかな光に包まれ

大沢池には水鏡の世界が広がっています。

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大沢の池は、平安時代の初期、嵯峨天皇が嵯峨野に離宮(現在の大覚寺)を

造営された際に、中国の洞庭湖をモデルに、「庭湖」と呼ばれる日本最古の、

観月の池、大沢池(周囲約一キロ)を作られました。

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周辺の山の高さ、木々の配置、池を取り巻く背景など、

自然と美が調和した世界です。

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大覚寺を紹介したJR東海2007年「そうだ京都行こう」の言葉は

「美しい景色は 人が、つくり上げるものです。この 当たり前の事を 

 千年経った今・・・ドキリとするのはどうしてだろう。」

                    と 綴られていました。

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まさしくドキリとする夜景が広がっています。

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大沢の池の春は桜。

夏には蓮。

夏が終わる日、池の祭壇では「嵯峨の送り火」が燃え上がっていました。

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今、季節は紅葉の秋。

水鏡に映る錦秋景色に、ただただ見入ってしまいます。

水面に映る心経宝塔。

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護摩堂とお月様。

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石仏と心経宝塔。

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深まり行く2015年の秋。

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錦秋を映す、水鏡の世界に

ただただ 見入ってしまいました。

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《大覚寺》真紅の水鏡

〇所       京都市右京区嵯峨大沢町4

〇期間      11/13(金)~12/6(日)  17:30~20:30(受付終了20:00まで)

             ※昼夜入替制

〇アクセス    バス

         JR『京都』駅より 市バス28系統・京都バス71・74・81系統 に乗車。

          阪急『四条大宮』駅・地下鉄『四条烏丸』駅より 市バス91系統・

          京都バス71系統 に乗車。

〇電車       JR嵯峨野線 『嵯峨嵐山』駅 北口下車徒歩約15分。

         京福電鉄 『嵐電嵯峨』駅 下車徒歩約20分。

〇駐車場 あり   乗用車 500円(2時間)

〇拝観料     大人500円 小人300円(嵯峨菊展見学付き)

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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