北野天満宮から上七軒そして千本釈迦堂への散策。
北野天満宮から上七軒・・千本釈迦堂へと歩きました。
前回、北野天満宮にお参りしたのは一月末。
あれから節分・立春と過ぎて、この日は二月七日。
境内の梅は、随分と咲いて来ました。
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」。
梅は季節を忘れることなく、春の日に向かって次々と開花しています。
北野天満宮から上七軒の町へと歩きます。
京都には、五つの花街があります。(上七軒・祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町)
その中で上七軒は、一番古くからある花街です。
上七軒の始まりは、室町時代、北野天満宮が火事にみまわれ、
その修復作業の際に残った材木を譲り受け、七軒のお茶屋を建てたことが
始まりで、当時は、七軒茶屋と呼ばれていたそうです。
以来、北野天満宮の門前茶屋として栄えて来ています。
作家、水上勉さんは、上七軒の一室を書斎にされ
「雁の死」「西陣の蝶」「五番町 夕霧楼」「金閣寺炎上」等を執筆されています。
上七軒から少し歩くと千本釈迦堂。
おかめさんの像が見えました。
ここには、来月末から四月にかけて見事な
「阿亀桜(おかめざくら)」が咲きます。
今、おかめ桜は、桜の木の中で、咲く時に向けて準備中です。(^^)
二月七日の北野天満宮から、上七軒そして千本釈迦堂の景色でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。