龍馬とおりょう、ゆかりの武信稲荷神社。
三条大宮にある武信稲荷神社。
武信稲荷神社は、平安時代この近くにあった藤原氏の学問所勧学院と医療施設延命院の守護社として、
創建されたと伝えられています。
武信稲荷神社と言いますと、坂本龍馬と妻おりょうさん、ゆかりの神社。
江戸時代、神社の南には幕府直轄の六角獄舎という牢獄があり、
幕末、勤王の志士が多数収容されていたそうです。
その中には、龍馬の妻おりょうの父は、勤王家の医師であったため捕らえられていました。
武信稲荷神社の境内には、御神木の大きな榎があります。
樹齢推定850年、4メートルの幹廻りと樹高23メートルの大木です。
この地に、父を訪ねてくる、おりょうさんの為に、
龍馬は身を隠しながらも榎の幹に「龍」の字を彫ったと伝わっています。
《武信稲荷神社》
〇京都市中京区三条大宮西二筋目下る
〇拝観/境内参拝自由
〇アクセス
JR嵯峨野線「二条」駅、市営地下鉄「二条」 駅より徒歩約10分。
市バス「四条大宮」、阪急「大宮」、嵐電「四条大宮」より徒歩約5分。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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