福知山城と言えば明智光秀。

公開日 : 2016年03月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

前ぺージからの続き。

朝来市の竹田城跡から福知山城に入りました。

昇龍橋の向こうに福知山城が見えます。

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福知山城の歴史は、今から440年ほど前の天正三年(1575年)

長篠の戦いで武田勝頼を破り、天下に手が届く位置に来た織田信長は、

一番のお気に入りで出世頭の明智光秀に、丹波の平定を任せました。

その後、本格的に戦いを開始した光秀は、数年をかけて見事平定します。

福知山城は丹波支配の拠点として築城されています。

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時は流れ、明治の廃城令によって福知山城は取り壊され、

石垣だけの状態になっていたのを昭和六十一年(1986年)に

望楼型の独立式という初期の姿で復元されています。

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明智光秀と言いますと、「謀反人」「天下の大逆臣」などと言われますが・・

このような言葉を一方的に受けるような人物ではなく,

それは「勝者が作り上げた歴史」なのかも知れません。

明智光秀はここ福知山を拠点に,丹波国の経営に粉骨し,

家来や領民からも深く慕われていました。

その事を証明するかの様に、今も亀岡から福知山の丹波地方では、

福知山では「福知山御霊大祭」。

亀岡では「亀岡光秀まつり」や「ききょうの里」といった催しが

開催されています。

また長岡京市では、光秀の三女で細川家に嫁いだ・たま(細川ガラシャ)さんの

ガラシャ祭りも行われています。

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歴史小説家・陳舜臣さんの言葉は、『歴史は勝者によって書かれる』。

歴史は合わせ鏡。

勝者にも、そして・・・敗者にも歩んで来た歴史があるんですね。

福知山城を見上げながら、400年前の時代を想像しました。

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≪福知山城≫

〇所       〒620-0035福知山市字内記5番地

〇開館時間    午前9:00~午後5:00(入館は午後4:30まで)。

         休館日/毎週火曜日。

〇入館料     おとな320円・子ども100円。

〇アクセス

 鉄 道:  JR山陰本線・福知山線福知山駅~バス or 徒歩15分

 車  :  舞鶴道福知山IC~国道9号線

 駐車場:  福知山城公園観光駐車場。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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