織田信長と長刀鉾。

公開日 : 2016年07月15日
最終更新 :
筆者 : Akio

今日の祇園祭は宵々山。四条烏丸に建つ長刀鉾。

長刀鉾は、唯一 稚児が乗り込む鉾で、山鉾巡行では先頭を行く鉾です。

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長刀鉾には、「ちまき」(千円)を買うと、二階に上れ鉾に乗れます。

二階では、長刀鉾の装飾品や稚児の衣装等が展示されています。

稚児の衣装。

夏草とかすみ模様。

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長刀鉾では、提灯やテント、浴衣や手拭いにも「長」の文字が使われています。

この「長」の文字は、かつて織田信長が、長刀鉾町から何かを

寄進された時に、返礼に自筆で書いた文字が、

デザインの元となったと言われています。

信長は左利きだったとも。。。

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鉾には、二階から連絡橋を渡って行けますが

女性は、ここまでです。

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長刀鉾は、現在でも女人禁制の伝統を守っている唯一の鉾で

見物客も例外ではありません。

連絡橋をわたり、鉾に乗り込みました。

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鉾の上の広さは六畳位でしょうか。

そんなには広くない所に、巡行の日は、稚児・禿とその父、稚児係、

囃子方など約50人が乗ります。

更に、屋根の上には屋根方。鉾の前方には音頭取りも乗ります。

これだけの人数が乗り込み、曳いて動かすのですから凄いですね。

鉾を引く曳き子は50人。鉾一台に総数は100人以上となります。

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鉾からは提灯の間に四条通りが見えました。

祇園祭の前祭り、今日は宵々山です。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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