沿道には19万人。祇園祭・前祭り山鉾巡行。
17日の京都は、祇園祭・前祭りの山鉾巡行。
今年は、宵山が土曜で日曜が山鉾巡行でしたから凄い人出でした。
16日の前祭り宵山には32万人。
日曜の巡行には19万人。(京都府警発表)
例年、京都の梅雨明けは、祇園祭前祭り、山鉾巡行の頃が多いのですが
今年の梅雨明けはまだみたいです。
四条通りを勇壮に華やかに進む23基の山と鉾。
四条通りは、京都の真ん中を走る東西の通り。
かつての平安京の四条大路にあたり
東は祇園の八坂神社の石段下から、西は松尾大社まで続いています。
長い歴史の祇園祭。
祭りの始まりは、平安時代の前期・869年。
各地で疫病が流行していた時、神に疫病を鎮めてもらう
願いを込めて始まったと伝わっています。
山鉾の「鉾に立つ槍」「山に立つ松」には、疫病神が吸い込まれると言われています。
祇園祭は、七月の水害や災害・・そして疫病が発生した、この時期に合わせて行われています。
途中、応仁の乱や本能寺の変では順延。そして第二次大戦などで中断もありましたが、
その度に町衆の力で復興し、現在まで千年以上続くお祭りとなっています。
「コンチキチン」「コンチキチン」。。
祇園囃子がビルの街に響きます。
17日、祇園祭・前祭りの山鉾巡行でした。
祇園祭・前祭りの巡行は終わりましたが、
十八日からは祇園祭・後祭りの山鉾建てが始まります。
後祭の山鉾曳き初めは二十日から二十一日。
後祭りの宵山は二十三日。
二十四日は、後祭り山鉾巡行と花傘巡行と還幸祭。
コンチキチンの音が京の町に響きます。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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