沿道には19万人。祇園祭・前祭り山鉾巡行。

公開日 : 2016年07月18日
最終更新 :
筆者 : Akio

17日の京都は、祇園祭・前祭りの山鉾巡行。

今年は、宵山が土曜で日曜が山鉾巡行でしたから凄い人出でした。

IMG_5996.jpg

16日の前祭り宵山には32万人。

日曜の巡行には19万人。(京都府警発表)

IMG_6044.jpg

例年、京都の梅雨明けは、祇園祭前祭り、山鉾巡行の頃が多いのですが

今年の梅雨明けはまだみたいです。

IMG_6053.jpg

四条通りを勇壮に華やかに進む23基の山と鉾。

四条通りは、京都の真ん中を走る東西の通り。

かつての平安京の四条大路にあたり

東は祇園の八坂神社の石段下から、西は松尾大社まで続いています。

IMG_5990.jpg

長い歴史の祇園祭。

祭りの始まりは、平安時代の前期・869年。

各地で疫病が流行していた時、神に疫病を鎮めてもらう

願いを込めて始まったと伝わっています。

山鉾の「鉾に立つ槍」「山に立つ松」には、疫病神が吸い込まれると言われています。

祇園祭は、七月の水害や災害・・そして疫病が発生した、この時期に合わせて行われています。

途中、応仁の乱や本能寺の変では順延。そして第二次大戦などで中断もありましたが、

その度に町衆の力で復興し、現在まで千年以上続くお祭りとなっています。

IMG_5993.jpg

「コンチキチン」「コンチキチン」。。

祇園囃子がビルの街に響きます。

17日、祇園祭・前祭りの山鉾巡行でした。

IMG_6027.jpg

祇園祭・前祭りの巡行は終わりましたが、

十八日からは祇園祭・後祭りの山鉾建てが始まります。

後祭の山鉾曳き初めは二十日から二十一日。

後祭りの宵山は二十三日。

二十四日は、後祭り山鉾巡行と花傘巡行と還幸祭。

コンチキチンの音が京の町に響きます。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。