ブルブル。。寒い。雪の朝、祇園から八坂の塔へ。

公開日 : 2017年01月15日
最終更新 :
筆者 : Akio

数年に一度の強い寒波の影響で1月15日の京都は、雪の朝でした。

冷え込んだ気温の朝でしたが、雪の東山界隈が見たくて歩いて来ました。

阪急電車・四条河原町駅から地上に出ると、四条大橋は吹雪。

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四条大橋を渡り、花見小路から祇園町へと入りました。

この辺りは祇園甲部(ぎおんこうぶ)。

京都には五つの花街がありますが、甲部は一番大きな花街です。

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祇園甲部の始まりは、寛永年間(1624年 - 1645年)に祇園社(現在の八坂神社)の門前で

始まった水茶屋が始まりとされています。

祇園の歴史をたどると、数多くの人物で彩られています。

江戸初期には、大石内蔵助が一力亭で遊んでいた話は歌舞伎などでも知られ、

江戸末期には、後の新政府を樹立する志士達も通っていたそうです。

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祇園甲部の提灯模様は、「つなぎ八つ団子」。

それにしても、吹雪が凄かったです。

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祇園町を抜けて、東山通りを渡り八坂通りに入りました。

八坂通りは細い道です。

その細い道の奥に、凛と立つのが八坂の塔。寺の正式名は「法観寺」。

塔の高さは46メートルですが、坂の上に建っている姿は、

とても高く見えます。

坂道も凍結していました。

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八坂の塔の建つ、八坂通りと言えば「くくり猿」ですね。

軒先に、赤い五つのくくり猿が吊るされています。

五つの猿で、五縁。

「良い御縁」があります様にとの願いが込められているそうです。

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八坂の塔を見上げていたら、

先ほどまでの吹雪も、少し収まって来ました。

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雪の東山。

この後、二年坂から三年坂を経て清水寺へ・・

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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