これが飛雲閣。「西本願寺・花灯明」。

公開日 : 2017年05月11日
最終更新 :
筆者 : Akio

今、西本願寺では「西本願寺 花灯明」として夜間特別拝観が行われています。

《5/9(火)~5/16(火) 、5/24(水)~5/31(水) 19:00~21:30》

西本願寺は、浄土真宗本願寺派の本山。山号は龍谷山(りゅうこくざん)。

京都駅からも近く、京都駅から徒歩で10分ほどの距離。

正面に見える御影堂は、西本願寺最大の建物で、1636年(寛永13)に再建されました。

東西48m、南北62m、高さ29m。

外陣の畳の枚数は441枚で1200人が一度にお参りできます。

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現在行われている、花灯明の催しは大谷光淳氏が平成26年6月に門主に就任したことを広く周知する

「伝灯奉告法要」を記念した行事です。

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今回の夜間拝観では、書院もライトアップされていて、

襖絵や天井画、欄間に彩られた金色が、美しく浮かび上がっています。(書院内は撮影禁止)

「花灯明」に浮かび上がる、西本願寺の文化財群。

 あまりの素晴らしさに、感動しました。

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特別拝観では、その美しさから眺めていると日が暮れてしまうという

国宝の唐門もライトアップされています。

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そして何より・・・・

夜景に浮かび上がる飛雲閣が最高でした。(通常非公開)

飛雲閣は、三層の楼閣建築で国宝。

金閣寺、銀閣寺と共に京都三閣とも呼ばれ、

豊臣秀吉の造営した聚楽第(じゅらくだい)の遺構と伝えられています。

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こちらは、飛雲閣横の黄鶴台。

飛雲閣から渡り廊下で繋がっています。

客人をもてなす時は舟入の間から舟で入るそうです。

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続いて重文の梵鐘。

毎朝5時半に梵鐘が鳴り響き、西本願寺の門が静かに開きます。

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ラストは再び飛雲閣。

期間限定「西本願寺 花灯明」。

見応えのある、圧巻のライトアップです。

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《西本願寺 花灯明》

〇住所 〒600-8501京都市下京区堀川通花屋町下ル」。

〇期間 5/9(火)~5/16(火)

    5/24(水)~5/31(水)

〇時間 19:00~21:30。

〇アクセス バスは・・・

      JR・近鉄 京都駅より

      京都駅 市バス『京都駅前』より9番,28番,75番に乗車、『西本願寺前』で

      下車。

〇阪急電車は・・・・

     河原町駅 市バス『四条河原町』より207番に乗車、『島原口』で下車。

     大宮駅 市バス『四条大宮』より18番,71番,206番,207番に乗車、

     『島原口』で下車。

〇HP   http://www.hongwanji.or.jp/dentou/info/001999.html

※参拝・拝観には整理券が必要です。

※17:30より受付にて整理券並びに記念品を配布。

    (受付けは、唐門のある北小路通り)。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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